皆様、明けましておめでとうございます。
本年もアプセムを宜しくお願い申し上げます。
さて、先週末、在阪の中国人社長が主催する小さな新年会に出席させて頂きました。
既に中国とビジネスを持つ関西の経営者、これからに関心を寄せる経営者の方が出席し、たいへん活気があってまた勉強にもなったひと時でした。
日本語が極めて堪能なこの中国人社長(=S社長)が、会の初めの挨拶として語って下さった中国事情にまつわるエピソードの一つがたいへん興味深く、ここにコラムとして少しあげたいと思います。
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このS社長は日本語が堪能なだけでなく、会社設立の前は日本での企業勤めも長かったことから日本側の人脈も豊富だ。
日中のビジネスを結ぶため、日本と中国を年中行き来する非常にお忙しい方である。
ところでS社長によると、特に昨年の後半から、中国から視察団、或いは研修団を日本に連れてくることが多かった。
団体の中身は、地方政府機関や大学機関等、行政筋の人や教授連中。視察団の目的は、主に日本のこれまた地方行政の施設や設備など。
地方と言えど日本の発達した技術による設備や仕組みを見て、これらのノウハウや設備を自らの担当する各地に持ち帰って活かしたい、と言う考えだ。
ただ、知識階級の彼らによれば、いろいろ視察して学べるのは良いが、各自治体が見せてくれる視察地は、基本的には既に公開が成されていて、ある程度既知の内容も多く、正直言って物足りない、もっと民間企業にも接触したい、という考えだ。
予想を超えて日々大勢日本にやってくる中国の担当者達。
S社長によると、特に環境分野(空気や水)に対する彼らの関心が非常に高いそうだ。
これは私達でも中国関連のニュースをふだん見ていれば分かることで、現地の自治体向けに限らず、
多くの民間企業に対しても日本の民間企業の環境対応商品やサービスの売り込みに大きなチャンス(民-民)があると思われます。
私はさらに、これからのキーワードとして、高齢化(介護)、医療、教育、安全安心、美容、レジャー&エンターテイメント なども日本の民間ビジネスにとってチャンスがあると思っています。
ご関心のある企業様、上記のビジネスチャンスについてはアプセムがご案内すること出来ますので、ぜひご連絡下さい。