
株式会社 大同工業所
「冷温保存」と「防爆安全」、二つの技術を極め、そして融合する。
〈主要取扱い品目〉
1.防爆冷温機器:防爆冷凍冷蔵庫・防爆スポットクーラー・防爆乾燥器
防爆恒温槽・防爆ヒーター・防爆温度センサー
2.安全保持器:絶縁型本質安全防爆バリア
3.輸血用血液保管機器:血液用冷蔵庫・フリーザー・
凍結血漿用急速凍結庫・血小板恒温槽・水平振とう器・プレハブ庫
4.理化学用・医薬品用保冷庫・フリーザー
5.電池温度試験槽、バイオ恒温恒湿槽、水処理低温槽等、産業用試験槽
6.クリーンルーム設計・施工
血液冷凍保管技術で世界をリードする東大阪の中小企業
大同工業所
かつては、関西大手企業を支えて来た東大阪の中小企業、
今は、独自の技術を開拓し、生き残りを図る。
その中で、防爆冷温機器や輸血用血液保管機器で独自の技術を確立し、大手企業の追随出来ない技術を持って、大手企業が製造する家庭用冷蔵庫や一般産業用冷蔵庫の大量生産の狭間、ニッチ市場に活路を見出した企業、それが1945年創業した㈱大同工業所です。
特に、輸血用血液保管機器は、4℃±2℃と言う極めて厳格な温度管理を求められる血液製剤を冷蔵保管する事により、高品質な血液製剤の供給に寄与しています。
日本赤十字社が行う献血は大きく3種類の血液製剤に分けられ、
冷凍、冷蔵、振とう保管され、手術や治療に用いられます。
これらの血液製剤が多くの人命を救助し、その命の現場を支えているのが、大同工業所の誇る血液保管機器です。
その高度な技術は、東南アジアを中心に海外でも高く評価され、タイ、フィリピン、台湾などの赤十字社や大病院等の血液事業組織から引合いがありすでに輸出を始めています。
このような高度な技術を誇る大同工業所さんにAPSMEの会員になって戴きました。
大同工業所が求める海外との契約など、海外ビジネスノウハウをAPSMEに求めた結果であり、APSMEは同社の要請に応じて、海外ビジネスノウハウを駆使して、東南アジアへの輸血用血液保管機器の展開を全面的に後押しするとともに、ベトナムなどAPSMEが保有する海外チャンネルを通じて輸出を促進し、大同工業所の優れた輸血用血液保管機器により、東南アジアの多くの人達を救いたい。
それが、APSMEの願いであり夢であります。

大桐春一